敗戦ゲーム初期盤面(2)
(1)と似たような盤面です。
しかしながら今度は4番手。
この状態で
①青7コスト4点カード
②緑6コスト3点カード
③黒6コスト3点カード
の3つが候補に挙げられます。
順番としては上記の番号順かと思います。
理由としては第2レベルに白4青2黒1の2点カードがあるのでというところですが、その先がないので今回はどちらとも言えません。
実戦ではこの3枚が順にキープされてしまい、私のところにあまりいいカードが残っていない。
仕方なく白、青、黒トークンを1枚づつ取ることに。
狙いは白4青2黒1の2点カードです。
(※実際には緑6コストのカードをキープしてきたプレイヤーが続けてこのカードをキープすることが多く、それを考えれば、このカードを私が初手でキープ、というのが正解かもしれません)
誰もこのカードをキープしなかったので、そのまま良いだろうと思っていたら、
1番手の青7コストをキープしたプレイヤーが4手番目でいきなりこのカードを予約してきました。これは全くの油断でした。
ダイレクトに青トークンが取れていた状態だったので、そのままにしていたのです。
1番手プレイヤー氏はわざわざ遠周りしてこのカードを最初に取得、
その後青トークン集めに乗り出しました。
総合点トップの私への妨害だったのかもしれません。
私はその後強引に軌道修正せざるを得ませんでした。
おそらく3手番ほど損をしたと思います。
●もしくは、第一レベルの青カード(1-1-1-1)をキープというのも良いかもしれません。
どちらかをまずはキープが無難な手かと思います。
いずれにせよ不利な状況は変わりませんが。
最終手番がこれです。
ゲームはもつれにもつれ、私はその場その場でキープできるカードを見つけてはキープして購入を繰り返します。
結局1番手の方が貴族タイル付きの17点、2番手の人も貴族タイル付きの17点で上がる大混戦。
最初の手番の損失がなかったらもしかすると15点で逃げ切れたかもしれません。
悔やまれるゲームでした。
敗戦ゲーム初期盤面(1)
以下は敗戦時の初期盤面の振り返りです。
この状態で初手で予約すべきカードは、
①赤6コスト3点カード
②赤7コスト4点カード
③青7コスト4点カード
の3つが候補に挙げられます。
順番としては上記の番号順であると思います。
理由としては第2レベルに白1青4緑2の2点カードがあるからです。
赤6コストの3点カードキープ後に、まずはこのカード購入をしていきたい。
その後赤7コストのカードにつなげたい。
加えてこのカードは青4コストかかるので7コストのカードとトークンの色がかぶってしまい、青トークンは序盤では7枚集めにくいと見ます。
①赤6コスト3点カード
②赤7コスト4点カード
が他者にキープされてしまったら、③青7コスト4点カードのキープです。
私は1番手にも関わらず盤面を良く見ておらず青7コストを突発的にキープしてしまいました。
実際後々までこのカードは購入できずじまいで、終盤近くでしか購入できませんでした。
取得済みの青トークンが足かせになってしまい、動きが鈍くなったのです。
第4回 宝石の煌き 日本選手権大会 レポート
2019年6月30日に新宿のベルサール西新宿で行われました「第4回 宝石の煌めき 日本選手権」のレポートです。
私もプレイヤーとして参加してきました。
当日参加者は24名。6卓が立ちまずまずの盛り上がり。贅沢を言えば7卓以上立つのが良かったのですが、参加者枠がMAX32名に設定されていましたので、あまり多いと抽選で参加できなくなってしまうプレイヤーさんも出てきてしまうので、これは良しでしょう。
6卓でしたので、大会規定により予選は3ラウンドとなりました。(トーナメントルールを参照のこと)
以下私の参加したラウンドの模様をアップします。
●第一ラウンド
初期カード配置です。
私は3番手。
第3レベルにいいカードがめくれていない展開でスタートです。
第2レベルには白5の2点黒カードと、赤5の2点白カードと、黒6の3点黒カードがめくれています。良いカード3つもあるので、3番手の私はどれかをキープできる。
誰もキープしない展開だったので、黒6の3点黒カードをまずキープ。
その後すぐに4-2-1の青2点カードがめくれたので、これも続けてキープし、
まずはその2枚を買っていく戦略。そこまでは首尾よくいったのですが、
途中黒7白3の5点カードをキープするも、上家に黒を4個チップブロックされ、やむなく方針転換。
ただ、その後もいいカードがめくれ続け、うまく購入ができたので、
4点、5点カードをゲットすることなく、トントン拍子で進みました。
カードのめくれ運に恵まれた感じで、最後は1点カードを購入し15点でフィニッシュ。
このラウンドは1位となりました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 5 /5
獲得威信点 15 /15
獲得発展カード枚数 7 /7
※(今回獲得/トータルの獲得)
●第二ラウンド
2番テ-ブルになりました。(成績順に1番テーブルから着席する。)
私は2番手。
このゲームは正直きつかった。
1位~4位まで大差がなく、特に1位と4位は1手差でひっくり返る展開でした。
私はいずれにしてもこのゲームは2位で御の字と思ってプレイしましたので、無事2位が取れてほっとしました。しかし、危なかった。4位も充分ありえました。
ゲームは1番手の方が白7青3の5点カードを初手キープし、それにゴリゴリいく戦略。私は初手赤7の黒4点カードをキープだったと思う(定かでない)
思うように第二レベルのいいカードがめくれず、ジリ貧の展開。
特に4番手の方の時には全くといってよいほどいいカードがめくれていない。
4番手の方は貴族タイル集めにシフトされたようでした。
最後はあと1手番で全員に勝ちがあるという状況。4番手の方が貴族タイル3枚を取って15点で逃げ切りました。もしつぎのラウンドまで回っていれば1番手の方が16点で勝利していました。僕はそれでも同じく2位でしたが、1手差で順位が大きく変わるという厳しい場。これも運に恵まれていました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 3 /8
獲得威信点 13 /28
獲得発展カード枚数 6 /13
※(今回獲得/トータルの獲得)
●第三ラウンド
1番テ-ブルにきました。
私は4番手。
青レーンにろくなカードがめくれていません。唯一緑7の赤4点カードがありましたが、
これは3番手のプレイヤーさんがキープ。私は初手で緑2枚どり。(これはチップブロックもあったのですが、緑4-赤2-青1のカードも見えていたので、
その両方です)それは買えたのですが、後は一向にカードがめくれてこない。
トークンの入れ替えなどを行い、あまり効率の良くない1点カードを購入していきました。
1番手のプレイヤーさんは先程の第二ラウンドで対戦したプレイヤー。
そう、最後方からまくって貴族タイル3枚でフィニッシュした強者プレイヤーです。
彼は今回も貴族タイル戦略。おそらくカードのめくれが悪いと判断したものと思います。
ただ、かなり難しい展開でしたので、たびたび長考が続き、このままでは時間切れの可能性もありますね、という声も聞かれました。
私の思いとしては、このままでは最悪4位になってしまうという危機感があり、
思い切って青デッキのトップカードをキープ。(予約カード0枚の状態でしたし、ギャンブルチャンスでした)これが大当たりで青7の緑4点カードを見事引当て、そのまま購入。(ただし一悶着あって、私が前回ターンで1個トークンの返却を忘れ11個持っていたことが判明。赤トークン1個返せばそのまま購入できたのですが、他プレイヤーさんから待ったがかかり、運営スタッフさんを呼びジャッジしてもらうことに。運営スタッフさんは有無を言わせずゴールドトークン1個を返却。それはないと思ったが・・・受け入れることにしました。ここは予めルールを決めて置いて欲しかった。今回わかったわけですから今後の運営に要望します)
その後運良く青6の青3点カードをキープ、購入。
ここまで来たときに次の手を打ちあぐねていましたが(全プレイヤーがそうだったと思う。例外は1番手さんのみ)40分が経過し、タイムアウト。11点を獲得していた私が1位となった。
おそらくタイムアウトがなければ1番手プレイヤーさんの勝利であったでしょう。
またしても運に恵まれました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 5 /13
獲得威信点 11/39
獲得発展カード枚数 6 /19
※(今回獲得/トータルの獲得)
予選上位4名が決勝ラウンドに進出できます。
私は最終ラウンドで1番テーブルで1位でしたので、当然呼ばれるものと思っていましたが・・・呼ばれない・・・
あわてて運営スタッフさん(さきほどの方です^^)にそのことを告げ、確認してもらいました。「すいません、間違えていました」とのことで、もう1回仕切り直し。
無事私が1位通過でした。(スコアシートには8位と記載してありました。一体どうしたことでしょう。お一人で運営されておられたので、きっとお疲れだったのだと思います。運営ありがとうございました。)
ともあれ、一安心。
さて、決勝ラウンドです。
●決勝ラウンド
席順はランダムという事でしたが、まさかの4番手。
(これもスタッフさんが適当に置いていった状態。席順は重要なので、せめてジャンケンとかプレイヤー自身に決めさせていただきたかったと思います。これも今後の課題にしてくださいますよう要望します)
初期カード配置です。
緑7の赤4点カードか白6の白3点カードかで悩むところ。(僕でしたら緑7の赤4点カードを選びます)
1番手プレイヤーさんが選んだのは白6の白3点カード。これをキープ。
3番手プレイヤーさんが緑7の赤4点カードをキープ。
私は黒5の赤2点カードをキープ。これはやむなしですが、トークンの色かぶりがなく、ほぼ購入できるので
ボーナスのようなもの。
ただ、最終的にここの選択がフィニッシュまでつながった感がします。
1番手プレイヤーさんの狙いとしては白・青戦略なのです。もちろんこの場では見えていませんが、白7青3の青5点カード、青6白3緑3の緑4点カードなどの購入を目論んでいるものと思われます。だからこその白3点カードキープなのだと思います。
さて、ゲームは1番手の人が順調に白青戦略で走る中、15点への道筋がどうしても見えず、2・3点しか取れない状況が続き、決勝ラウンドでもあるし、悔いのない戦いをしたいと思い、ギャンブル戦略を決意。前ラウンドと同じく青のデッキのトップキープ。これがはまって青7の4点カード、続けて赤7黒3の5点カードを引く。
ただただ強運に感謝。しかしながら13点。かつトークンを全放出してしまい、次のカードが買えない状況。
あと2点どうやって取ろうかと考えていたところ、あっさり1番手のプレイヤーが15点でフィニッシュ。
白6の白3点カード+白5青3の青2点カード+青6の青3点カード+青6白3緑3の緑4点カード+何かの3点カード(失念しました)できっちり15点。美しい勝ち方でした。
~~以下大会トーナメントルールを引用して記載します。~~
宝石の煌きS p l e n d o r2019 年 日本選手権トーナメントルール
2019 年5 月30 日 ver1.00
開催時間:最大4 ラウンド+ 決勝RD / 4 時間以上:1RD40 分)
■使用セットとルール
・ 予選・決勝で使用するセットとルールは、『宝石の煌き』の何れかの版となるが、どの版かは保障の限りではない。
■参加人数とラウンド数
・ 1 卓4 人による『宝石の煌き』のプレイで、最大8 テーブル32 名。使用テーブル数については、4 人を基本として端数が出た場合は下位卓を3 人とする。
・ 参加人数と開催ラウンド
以下に従い、参加人数による既定のラウンド数をスイス式組み合わせで行う。
2 ~ 4 卓:2 ラウンド
5 ~ 6 卓:3 ラウンド
7 ~ 8 卓:4 ラウンド
■ラウンドでの勝ち点と組み合わせ
・ ラウンドごとに各卓での順位でマッチポイント(ラウンド勝ち点)を与える。
1 位5pt
2 位3pt
3 位1pt
4 位0pt
・ 各ゲームで同点の場合はルールに従って、発展カードの枚数で勝敗を決める。それでも同じ場合は、引き分けとなる。
引き分けの場合は、該当者間での勝ち点は平均点となる。
2 名同点1 位:4pt
2 名同点2 位:2pt
3 名同点1 位:3pt
4 名同点1 位:2pt
・ 次ラウンドは勝ち点(pt)合計の上位から上位テーブルに、席順はランダムに座っていく。
■勝敗
・ トーナメントは規程のラウンドを行って、最後に勝ち点の合計の多い上位4 名による決勝戦を行う。
■進行
・ 時間に関しては1 ラウンド40 分とし、制限時間内にプレイできなかった場合、その時点で最終ラウンドを行って、勝敗を決める。
・ プレイに関しては、コストの支払いなども、明確に他のプレイヤーに告げるようにすること。
・ ゲーム終了時の威信ポイントを元に勝敗を決める。
・ 予選ラウンドの席順は、前のラウンドでの席順によって決定する。
第一ラウンドを以降、毎ラウンドのプレイ順の合計が大きい順に着席し、もっとも大きい数値の者が開始プレイヤーとなる。
同数の場合は、直前のラウンドで席順が大きいものを開始プレイヤーとする。それも同じであれば、さらに前のラウンドにさかのぼる。それでも同じであればランダムに決める。
例: プレイヤーA は3 ラウンドまでの席順は3-1-2 だった。合計は6になる。
プレイヤーB は3 ラウンドまでの席順は2-2-2 だった。合計は6である。
プレイヤーC は3 ラウンドまでの席順は3-3-1 だった。合計は7である。
この3 人が4 ラウンド目に同卓となった場合、席順はC→ B → Aとなる。
■ラウンドのタイブレイカー
・ マッチポイント(ラウンド勝ち点)のタイブレイカーは、累計獲得威信点が多いほうを上位とする。それも同じ場合は、累計獲得発展カード枚数の少ないほうを上位とする。それも同じ場合は抽選とする。
■インテンショナルドロー・棄権
・ 棄権の意志がある場合は、各ラウンドの結果報告の際に申し出ることで次回ラウンドを棄権できる。
・ インテンショナルドロー(同意の上での引き分け)は認める(4 人とも勝ち点は2pt となるが、獲得威信点は0 点となる)。
■決勝
・ 着席場所・スタートプレイヤーはランダムに決める。
・ 時間制限は設けない。
・ 決勝ラウンドで1 位同点で勝敗がつかない場合、その2 名のみで追加ゲームを行う。
~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私の解答:宝石の煌き 何をとる? 一問一答(4)
私の選択肢は 《選択肢3:白1個黒1個と青1個取り》です。
(正解は赤2枚どりです。手元のキープ札に緑1赤4黒2の2点カードがあり、赤2枚どりする事で次手番に購入でき、15点に到達します。見落としていました。2021/5/21)
●上家に目を向けてみると、あと2手番で赤5青3黒3緑3の3点カードが買えます。(次青2個どり、次の次で購入)
確実にプレッシャーをかけて妨害させなければならないのです。
黒1個白1個青1個をとると、相手プレイヤーの手番が1手番伸びますので、それにかけてみるのがいいかもしれません。
白7の4点カード
黒6の3点カード
赤5青3黒3緑3の3点カード
の3枚のカードがすべて妨害キープされてしまうと想定します。
勝負はそのあとのめくれ運という事になりますが、やむを得ません
実際には白5黒3の2点カードがめくれ、私が購入して勝利しました。
ゴールドが2個あったので、上家よりも若干有利な手札だったと思います。
私の解答:宝石の煌き 何をとる? 一問一答(3)
私の選択肢は 《選択肢3:青3黒2白2の緑1点カードを購入》です。
●辛勝のゲームでした。3番手のプレイヤーが高得点カードをキープしていなかったのが幸いでした。
私の手は正直手詰まりで、手元には3点分のカードがあるのですが、トークンが足りておらず必要なトークンを集めるのに最低でも3手番かかります。(しかも順調にいけばの話)ここで緑を2個どりすれば緑5の2点カードは3手目に購入できそうです。
しかしそのあとが続きません。+2手番で赤4の1点カードが買えますが、合計5手番で15点に到達です。
これでは遅いですね。
実は3番手のプレイヤーは一番上の青レーンの黒5赤3緑3白3の3点カードをあと3手番で買えるのです。
青3黒2白2の緑1点カードをここでまず購入することで、得点は13点となり、あとは手元の緑2点カードを購入すれば良くなりました。しかし苦しい。
運よく緑トークンが残っていたのでこのあと2回連続で緑トークンを取得して5枚になったので次のターンで購入できました。
ここから合計4手番で15点に到達しましたので、3番目のプレイヤーと同点となり、獲得カード枚数の差で私の勝ちとなりました。
※実は最適解がまだ他にありました。
《黒5赤3緑3白3の3点カードの確保》です。
こうすることによって、1番手プレーヤーの買い目をつぶす事ができ、
順調にいけば、その後2回連続で緑と赤トークンを2枚とってその後に2回連続購入で、5手番消費で15点に到達します。
もっとも安全な手ですね。
私の解答:宝石の煌き 何をとる? 一問一答(2)
私の選択肢は 《選択肢1:白トークン1個、黒トークン1個を取得(トークン1個は返却)》です。
※結果から考える最適解は《赤4枚の青1点カードを確保》もしくは《緑5白3赤3青3の黒3点カードを確保》
●結果からいいますとこのゲームは負けました。
実際のゲームで行った手は、《選択肢2:白6の白3点カードを確保》でした。
最後これを購入してフィニッシュと思っていたのですが、とうとう最後まで購入できませんでした。
他プレイヤーが白トークン1枚づつ持っており、これらのトークンを放出する事はまずありません。
そうなると私は白のトークン3個しか取得できず、白6の3点カードを購入するにはゴールドトークンが3個必要です。
これはほぼ無理なやり方でした。
白3黒7の5点カードを買った後は迷走を続け、黒5枚の赤2点カードを2枚購入して14点。
白4枚の赤1点カードが残っていたので、それを購入して15点に到達しましたが、一番上のプレイヤーが17点をとり、
負けとなりました。
ですので、まずは場に出ている青カード(レベル1の2枚は取得が難しいので)1枚を確保して
時間伸ばしをする必要がありました。
結果から考えてもそれが一番です。
もしくは《緑5白3赤3青3の黒3点カードを確保》という手もあります。いずれも妨害手です。
※ただ、1番ではなく2番以内を目指すのであれば自分の手を優先すべきでしょう。
大会のレギュレーションもありますのでそれで考える方が良いです。
私の解答:宝石の煌き 何をとる? 一問一答(1)
●私の選択肢は 【選択肢3:青7緑3の5点カードを確保】です。
選択肢4:黒トークン3個の青カードを確保
も実は非常にいい手だと思いますし、実際はこれらの方が早くなるかもしれません。
特に選択肢4は元々余らせている黒トークンを有効活用するという点では妙手ではないかと思います。
しかしながら、これらの手を行った時点で、青7緑3の5点カードを確保というねらい目がほぼバレてしまいますので、
おそらく他3人のプレイヤーの誰かが先にキープしてしまうのではないかと思います。
(ここまで残っていたのが不思議でした。実は初期盤面からずっと残っていたのです。祈るような気持ちで確保を我慢していました。)
そういった理由で、ここは【選択肢3:青7緑3の5点カードを確保】をしました。
実際このゲームは私が勝ちました。
青2点+青3点+緑2点+緑3点+緑5点の5枚で15点。ターン数は22ターンと、ほぼほぼ最小の手番とカード数での勝利で、一見楽勝に思われますが、実際には2番手のプレイヤーに12点まで追い上げられています。
青7緑3の5点カードを取得できなかったとしたらおそらく負けていたでしょう。
卒なくこなし、ミスなくやったつもりでしたが、一手間違えば負けていたという、楽勝に見えて辛勝、運に恵まれたゲームでした。
しかし、こんないい手札が揃うものですね。びっくりしました。
宝石の煌き 何をとる? 一問一答(3)
宝石の煌き 何をとる? 一問一答(2)
2問目
2番手 そろそろ終盤20ターン手前ぐらい。
宝石の煌き カード一覧
●宝石の煌き 発展カードの種類一覧を記載しました。
●カード総数は
《第一レベル》 40枚
《第二レベル》 30枚
《第三レベル》 20枚
の総数90枚。
赤・黒・白・緑・青の5色で、
色毎では各色
《第一レベル》 8枚
《第二レベル》 6枚
《第三レベル》 4枚
の総数18枚。
●まず第一レベル
枚数は8種類x5色の40枚です。
(※便宜上番号を振ってありますが、正式なものではないです。1番目、2番目・・・等と表記します。以降も同じ)
7番目、8番目のもの以外は取りやすいカードだと思います。
自分の色以外の石で獲得できるのも良いです。
特筆すべきは7番目で、これはある程度カードが揃ったときにボーナス的に獲得するものかと思います。狙って取りに行くものではないでしょう。
特に白の7番目の発展カードは白のトークン3個を必要としますから貴族狙い以外ではほぼ価値はないでしょう。
8番目のものは1点ですが、同じ色のトークンを4個必要とします。これは1点の割にはしんどい枚数かもしれません。
●次に第二レベル。
枚数は6種類x5色の30枚。
3番目以降のものはこのゲームの中でも最重要カードで、かなり得点に貢献できるカードです。
これらなしでは15点に達するのはほぼ無理かとも思われます。
1番目と2番目は1点でもあるし、もし取れるならば取ろうかという程度。ただし終盤ではこの1点が大きく意味を持つかもしれません。
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※《気づいた事》
赤の3番目カードと緑の4番目カードの比較
黒の3番目カードと黒の4番目カードの比較
白の3番目カードと白の4番目カードの比較
緑の3番目カードと青の4番目カードの比較
青の3番目カードと赤の4番目カードの比較
これらはどちらも2点カードですが、明らかに前者が取りやすいです。総トークン数もそうですし、トークン5個集めるのはなかなか大変な事だと思います。
後者は狙っていくカードではなく、タイミングで取れたら取るカードという位置づけでいいかもしれません。
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●最後に第三レベル。
枚数は4種類x5色の20枚。
言うまでもなく、3番目と4番目のものは15点への最短ルートを作るために必要不可欠のカードです。
ただしこれらのカードが場に出ていない場合は2番目のものを狙っていく必要があるし、2番めのものも十分狙って取れるカードです。
1番目のカードはあまりにも多くのトークンを必要とするし、狙うべきカードではないですが、タイミングによってはラッキーで獲得することもあり、
このカードが最後のフィニッシュになったという展開もままあることです。
カードデザインの法則
下記にすべてのカードの必要トークン数、カード得点、カードの色の一覧表があります。
https://drive.google.com/file/d/0B4yyYVH10iE5VlBFME9QelBVUnc/edit
これを見るとほぼすべてのカードデザインが
白-青-緑-赤-黒
の順に従って作成されているというのがわかると思います。
どういうことかといいますと、
たとえば第3レベルの3-6-3のカードを例にとってみます。
緑のカードであれば、自身の緑のトークンが3個、1個前の青のトークンが6個、2個前の白のトークンが3個です。
これは白や赤や黒、青の他のカードでも同じ法則で作成されています。
同じく第3レベルの7-3もそうですし、第2レベルの1-4-2もそうです。(1-4-2の場合は自身の色は使わず3個前から1-4-2という法則でできています。黒カードならば青1緑4赤2という具合です。)
主要カードの色とトークンの配色の覚え方(第3レベル)
カードに書いてあるトークンの色と数字の簡単な覚え方をご紹介したいと思います。
●まずは第3レベルから。
①7-3コストの5点カード
7-3の並びは基本配色の順番(白-青-緑-赤-黒)でデザインされています。
そして、"3"のトークンの色がカードの色になっています。
緑カードを例にとりましょう。
青7と緑3の組み合わせで、3の色の緑がカードの色となっています。
(※カードの色の緑から考えると、まずカードの色の緑が3、一つ前の色である青が7となります)
他のカードもすべて同じ組み合わせです。
②7コストの4点カード
①の7-3コストと同じです。後ろの3がないだけと覚えればOKです。
緑カードを例にとりましょう。
青7の単色ですが、次の順番の色の緑がカードの色となっています。
他のカードもすべて同じ組み合わせです。
③3-6-3コスト
これは①の7-3コストの7が6になり、さらに先頭に3がひっついた形です。
緑カードを例にとりましょう。
- 青7-緑3コストの7を6に変えます。
- 先頭に3を引っ付けます。
- これで、白3-青6-緑3となります。
- カードの色は一番最後の3の色である、緑です。
他のカードもすべて同じ組み合わせです。
④5-3-0-3-3コスト
一番多い5コストを先頭、カードの色を0として、
基本色順番どおりに、5-3-0-3-3と覚えます。
本来0は不要ですが、1色だけ欠けている色(カードの色)を明確にするためにあえて0をいれています。
実戦ではなかなか覚えられない事が多いので、相手の持っている一番多いトークンを軸に類推します。(突拍子もなく終盤でキープされる事が多いので、類推するとすればその方法になるかと思う。)
緑カードを例にとりましょう。
順番に白5-青3-緑0-赤3-黒3となります。カードの色の緑が0です。
他のカードもすべて同じ組み合わせです。