第4回 宝石の煌き 日本選手権大会 レポート
2019年6月30日に新宿のベルサール西新宿で行われました「第4回 宝石の煌めき 日本選手権」のレポートです。
私もプレイヤーとして参加してきました。
当日参加者は24名。6卓が立ちまずまずの盛り上がり。贅沢を言えば7卓以上立つのが良かったのですが、参加者枠がMAX32名に設定されていましたので、あまり多いと抽選で参加できなくなってしまうプレイヤーさんも出てきてしまうので、これは良しでしょう。
6卓でしたので、大会規定により予選は3ラウンドとなりました。(トーナメントルールを参照のこと)
以下私の参加したラウンドの模様をアップします。
●第一ラウンド
初期カード配置です。
私は3番手。
第3レベルにいいカードがめくれていない展開でスタートです。
第2レベルには白5の2点黒カードと、赤5の2点白カードと、黒6の3点黒カードがめくれています。良いカード3つもあるので、3番手の私はどれかをキープできる。
誰もキープしない展開だったので、黒6の3点黒カードをまずキープ。
その後すぐに4-2-1の青2点カードがめくれたので、これも続けてキープし、
まずはその2枚を買っていく戦略。そこまでは首尾よくいったのですが、
途中黒7白3の5点カードをキープするも、上家に黒を4個チップブロックされ、やむなく方針転換。
ただ、その後もいいカードがめくれ続け、うまく購入ができたので、
4点、5点カードをゲットすることなく、トントン拍子で進みました。
カードのめくれ運に恵まれた感じで、最後は1点カードを購入し15点でフィニッシュ。
このラウンドは1位となりました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 5 /5
獲得威信点 15 /15
獲得発展カード枚数 7 /7
※(今回獲得/トータルの獲得)
●第二ラウンド
2番テ-ブルになりました。(成績順に1番テーブルから着席する。)
私は2番手。
このゲームは正直きつかった。
1位~4位まで大差がなく、特に1位と4位は1手差でひっくり返る展開でした。
私はいずれにしてもこのゲームは2位で御の字と思ってプレイしましたので、無事2位が取れてほっとしました。しかし、危なかった。4位も充分ありえました。
ゲームは1番手の方が白7青3の5点カードを初手キープし、それにゴリゴリいく戦略。私は初手赤7の黒4点カードをキープだったと思う(定かでない)
思うように第二レベルのいいカードがめくれず、ジリ貧の展開。
特に4番手の方の時には全くといってよいほどいいカードがめくれていない。
4番手の方は貴族タイル集めにシフトされたようでした。
最後はあと1手番で全員に勝ちがあるという状況。4番手の方が貴族タイル3枚を取って15点で逃げ切りました。もしつぎのラウンドまで回っていれば1番手の方が16点で勝利していました。僕はそれでも同じく2位でしたが、1手差で順位が大きく変わるという厳しい場。これも運に恵まれていました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 3 /8
獲得威信点 13 /28
獲得発展カード枚数 6 /13
※(今回獲得/トータルの獲得)
●第三ラウンド
1番テ-ブルにきました。
私は4番手。
青レーンにろくなカードがめくれていません。唯一緑7の赤4点カードがありましたが、
これは3番手のプレイヤーさんがキープ。私は初手で緑2枚どり。(これはチップブロックもあったのですが、緑4-赤2-青1のカードも見えていたので、
その両方です)それは買えたのですが、後は一向にカードがめくれてこない。
トークンの入れ替えなどを行い、あまり効率の良くない1点カードを購入していきました。
1番手のプレイヤーさんは先程の第二ラウンドで対戦したプレイヤー。
そう、最後方からまくって貴族タイル3枚でフィニッシュした強者プレイヤーです。
彼は今回も貴族タイル戦略。おそらくカードのめくれが悪いと判断したものと思います。
ただ、かなり難しい展開でしたので、たびたび長考が続き、このままでは時間切れの可能性もありますね、という声も聞かれました。
私の思いとしては、このままでは最悪4位になってしまうという危機感があり、
思い切って青デッキのトップカードをキープ。(予約カード0枚の状態でしたし、ギャンブルチャンスでした)これが大当たりで青7の緑4点カードを見事引当て、そのまま購入。(ただし一悶着あって、私が前回ターンで1個トークンの返却を忘れ11個持っていたことが判明。赤トークン1個返せばそのまま購入できたのですが、他プレイヤーさんから待ったがかかり、運営スタッフさんを呼びジャッジしてもらうことに。運営スタッフさんは有無を言わせずゴールドトークン1個を返却。それはないと思ったが・・・受け入れることにしました。ここは予めルールを決めて置いて欲しかった。今回わかったわけですから今後の運営に要望します)
その後運良く青6の青3点カードをキープ、購入。
ここまで来たときに次の手を打ちあぐねていましたが(全プレイヤーがそうだったと思う。例外は1番手さんのみ)40分が経過し、タイムアウト。11点を獲得していた私が1位となった。
おそらくタイムアウトがなければ1番手プレイヤーさんの勝利であったでしょう。
またしても運に恵まれました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 5 /13
獲得威信点 11/39
獲得発展カード枚数 6 /19
※(今回獲得/トータルの獲得)
予選上位4名が決勝ラウンドに進出できます。
私は最終ラウンドで1番テーブルで1位でしたので、当然呼ばれるものと思っていましたが・・・呼ばれない・・・
あわてて運営スタッフさん(さきほどの方です^^)にそのことを告げ、確認してもらいました。「すいません、間違えていました」とのことで、もう1回仕切り直し。
無事私が1位通過でした。(スコアシートには8位と記載してありました。一体どうしたことでしょう。お一人で運営されておられたので、きっとお疲れだったのだと思います。運営ありがとうございました。)
ともあれ、一安心。
さて、決勝ラウンドです。
●決勝ラウンド
席順はランダムという事でしたが、まさかの4番手。
(これもスタッフさんが適当に置いていった状態。席順は重要なので、せめてジャンケンとかプレイヤー自身に決めさせていただきたかったと思います。これも今後の課題にしてくださいますよう要望します)
初期カード配置です。
緑7の赤4点カードか白6の白3点カードかで悩むところ。(僕でしたら緑7の赤4点カードを選びます)
1番手プレイヤーさんが選んだのは白6の白3点カード。これをキープ。
3番手プレイヤーさんが緑7の赤4点カードをキープ。
私は黒5の赤2点カードをキープ。これはやむなしですが、トークンの色かぶりがなく、ほぼ購入できるので
ボーナスのようなもの。
ただ、最終的にここの選択がフィニッシュまでつながった感がします。
1番手プレイヤーさんの狙いとしては白・青戦略なのです。もちろんこの場では見えていませんが、白7青3の青5点カード、青6白3緑3の緑4点カードなどの購入を目論んでいるものと思われます。だからこその白3点カードキープなのだと思います。
さて、ゲームは1番手の人が順調に白青戦略で走る中、15点への道筋がどうしても見えず、2・3点しか取れない状況が続き、決勝ラウンドでもあるし、悔いのない戦いをしたいと思い、ギャンブル戦略を決意。前ラウンドと同じく青のデッキのトップキープ。これがはまって青7の4点カード、続けて赤7黒3の5点カードを引く。
ただただ強運に感謝。しかしながら13点。かつトークンを全放出してしまい、次のカードが買えない状況。
あと2点どうやって取ろうかと考えていたところ、あっさり1番手のプレイヤーが15点でフィニッシュ。
白6の白3点カード+白5青3の青2点カード+青6の青3点カード+青6白3緑3の緑4点カード+何かの3点カード(失念しました)できっちり15点。美しい勝ち方でした。
~~以下大会トーナメントルールを引用して記載します。~~
宝石の煌きS p l e n d o r2019 年 日本選手権トーナメントルール
2019 年5 月30 日 ver1.00
開催時間:最大4 ラウンド+ 決勝RD / 4 時間以上:1RD40 分)
■使用セットとルール
・ 予選・決勝で使用するセットとルールは、『宝石の煌き』の何れかの版となるが、どの版かは保障の限りではない。
■参加人数とラウンド数
・ 1 卓4 人による『宝石の煌き』のプレイで、最大8 テーブル32 名。使用テーブル数については、4 人を基本として端数が出た場合は下位卓を3 人とする。
・ 参加人数と開催ラウンド
以下に従い、参加人数による既定のラウンド数をスイス式組み合わせで行う。
2 ~ 4 卓:2 ラウンド
5 ~ 6 卓:3 ラウンド
7 ~ 8 卓:4 ラウンド
■ラウンドでの勝ち点と組み合わせ
・ ラウンドごとに各卓での順位でマッチポイント(ラウンド勝ち点)を与える。
1 位5pt
2 位3pt
3 位1pt
4 位0pt
・ 各ゲームで同点の場合はルールに従って、発展カードの枚数で勝敗を決める。それでも同じ場合は、引き分けとなる。
引き分けの場合は、該当者間での勝ち点は平均点となる。
2 名同点1 位:4pt
2 名同点2 位:2pt
3 名同点1 位:3pt
4 名同点1 位:2pt
・ 次ラウンドは勝ち点(pt)合計の上位から上位テーブルに、席順はランダムに座っていく。
■勝敗
・ トーナメントは規程のラウンドを行って、最後に勝ち点の合計の多い上位4 名による決勝戦を行う。
■進行
・ 時間に関しては1 ラウンド40 分とし、制限時間内にプレイできなかった場合、その時点で最終ラウンドを行って、勝敗を決める。
・ プレイに関しては、コストの支払いなども、明確に他のプレイヤーに告げるようにすること。
・ ゲーム終了時の威信ポイントを元に勝敗を決める。
・ 予選ラウンドの席順は、前のラウンドでの席順によって決定する。
第一ラウンドを以降、毎ラウンドのプレイ順の合計が大きい順に着席し、もっとも大きい数値の者が開始プレイヤーとなる。
同数の場合は、直前のラウンドで席順が大きいものを開始プレイヤーとする。それも同じであれば、さらに前のラウンドにさかのぼる。それでも同じであればランダムに決める。
例: プレイヤーA は3 ラウンドまでの席順は3-1-2 だった。合計は6になる。
プレイヤーB は3 ラウンドまでの席順は2-2-2 だった。合計は6である。
プレイヤーC は3 ラウンドまでの席順は3-3-1 だった。合計は7である。
この3 人が4 ラウンド目に同卓となった場合、席順はC→ B → Aとなる。
■ラウンドのタイブレイカー
・ マッチポイント(ラウンド勝ち点)のタイブレイカーは、累計獲得威信点が多いほうを上位とする。それも同じ場合は、累計獲得発展カード枚数の少ないほうを上位とする。それも同じ場合は抽選とする。
■インテンショナルドロー・棄権
・ 棄権の意志がある場合は、各ラウンドの結果報告の際に申し出ることで次回ラウンドを棄権できる。
・ インテンショナルドロー(同意の上での引き分け)は認める(4 人とも勝ち点は2pt となるが、獲得威信点は0 点となる)。
■決勝
・ 着席場所・スタートプレイヤーはランダムに決める。
・ 時間制限は設けない。
・ 決勝ラウンドで1 位同点で勝敗がつかない場合、その2 名のみで追加ゲームを行う。
~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~