戦略・戦術
--【基本】-----------------------------------------------
まずは得点効率の良いカードを覚えましょう。
全カードを一通り見て《カード一覧はこちら参照》、ざっくり覚えることと、
・トークン5個で2点、
・トークン6個で3点、
・トークン7個で4点、
・トークン1-4-2で2点
上記のカードだけはまず確実に覚えましょう。
これらは明らかに取りやすいカードですので、中心に組み立てて行くのが大事です。
15点集めるには、
5点+4点+3点+2点+1点の5枚を集めれば良いと覚えておきましょう。
とはいえ、その5枚を集めていくのは実戦ではあまりなく、大抵の場合は
{3点+2点}+4点+3点+2点+1点の6枚とか、
5点+{2点+2点}+3点+2点+1点の6枚とかになります。
4点カードや5点カードはトークンだけでゲットするのは難しいので、
レベル1の得点なしカードを2枚~4枚ぐらいは先に取る事になり、
結果として最終的には8枚~12枚ぐらいでフィニッシュする事が多いといえます。
極力必要なカードのみを購入していくのがいいのですが、相手への妨害もありますので、妨害で取得したカードも後々活かせるような展開を考えていくのが良いと思います。
無駄な手番は命取りとなりますので、無駄なトークン取得、無駄なカット(妨害)をしないように気をつけていきたいものです。
それでは、少し長いですが、項目ごとにまとめていきます。
よろしくお付き合いください。
--【2人戦の場合】-----------------------------------------------
●2人戦では、序盤は第3レベルの7コスト4点カード等の高コストカードの取得をにらみつつ、必要な色のカードを効率よく取得していく事が最重要ポイントとなります。
高得点カードは色のボーナスがある程度できたところで購入するのがお得になりますから、先に第一レベルのボーナスカードをできるだけ低コストで数枚購入する事が良いです。
2-1コストや1-1-1-1コストのカードなどは第3レベルを始めとして単色コストのカードを狙う際には是非購入したいカードになってきます。
そういったカードがあればそれを先に確保しても良いし、それを見合わせてトークンを取っていくべきでしょう。その後いいタイミングで7コスト4点なり6コスト3点なりのカードをキープして進めていくことになるでしょう。
もし相手が第一レベルのボーナスカードをキープしたならば、それに該当する色の7コスト(あるいは7-3コスト)のカードを自分がキープすることも考えます。これは相手に取って大きなダメージを与える有効な手だからです。
また、もし先手番で第3レベルに7コスト4点カードがあり、それに対応するトークンの色のボーナスカード2枚が第1レベルにある時は、大チャンスです。この場合は一番最初に7コストをキープ、その後に第一レベルのボーナスカードをキープです。
※全般的に序盤の動き方としては、効率よくカードを揃えて行くことが第一となります。いきなり第3レベルをキープするのではなく、それを見据えた上で効率を考え、カードを取得していきましょう。
●場を良くみて、カードボーナスが存分に活かせる色のカードとその友好色で固めていくほうが終盤強い形になりますのでそれも意識していきましょう。
(友好色とは、白ー青ー緑ー赤ー黒の隣り合う3色の事です)
●中盤以降は7コスト、3-6-3コスト及び7+3コストのカード取得がポイントです。これも相手に先に取られないように注意していくことが必要でしょう。
●基本的には2人戦の場合は相手の一挙手一投足に注意です。特に相手がキープしたカードは絶対に覚えておく事が必要です。
そこから、相手が必要なトークンをブロック(1個足りない状態にすればOKかと思います)しながら慎重に進める事が肝心です。
また、1枚のカード購入に執着せず、幅広い視野で現時点で最適なカードを購入する事が求められると思います。
これは大変困難な事ではありますが、2人戦の醍醐味でもあります。
●貴族タイルはボーナス点ですが、相手の妨害を行いながら進めていくとターン数が自ずと多くなり、結果カード取得枚数も多くなりますので、3人、4人の時よりぐんとタイルを取得しやすくなります。
また、垂直戦術ですと最後12点からフィニッシュの3点カードがないという事が多くあります。その際に貴族タイルの3点を目論めるならばかなり勝率があがります。
序盤から意識して貴族タイル取得に必要なカードであれば取得、もしくは妨害を心がけるべきです。
貴族タイルの組み合わせとして複数取得が見込める場合もあります。
また、一概には言えませんが、3-3-3の貴族タイルのほうが4-4よりも取得が容易かと思いますので、3-3-3の方を狙っていくようにできたらいいと思います。
タイル組み合わせの例1
タイル組み合わせの例2
タイル組み合わせの例3
--【3人戦の場合】-----------------------------------------------
●3人戦は4人戦と違ってトークンの数が少ないです。
すなわち、トークンが7個と充分にある4人戦では、初手トークン7枚の4点の発展カードなどがダイレクトに狙えますが、3人戦ではまず最低でも1枚ボーナスカードを用意しなくてはならないでしょう。
従ってターゲットとする7コスト4点や7-3コスト5点のカードに必要な色のカードを先に購入していく事になります。
(ただ、最初にキープして確保するのは場合によって重要かもしれません)
※また、3人戦は意図せず特定の一人が他二人から妨害を受ける形となる事が良くあります。ですので序盤からいきなり高得点カードを数枚確保して進めてしまうようなやり方は非常にリスクが高いです。
場の流れやメンバーなどを把握しながら慎重にすすめる事が肝心です。
レベル2の単色3点カード、単色2点カード、1-4-2のカードなどがあればまずそれら購入を目指すのが無難な進め方だと思います。
もちろん第一レベルの2-1コスト,1-1-1-1コストカードがあれば、キープして購入していっても良いでしょう。(これらは人気のあるカードですので、その場で買えれば良いのですが、買えない場合はまずキープが原則)ただ、ポイントは一つの色はあまり多く集めすぎないようにする事が大事です。多くとも4枚しか必要ではないと思いますので、
1色に偏らせるのではなく、友好色を考えて3色程度のカードを揃えていくのが有利な進め方かと思います。
●貴族タイルについて
3人戦ですとトークンが枯れ、思うように手が進まない事もあり、場がもつれる事がよくあります。
できれば貴族カードの色の組み合わせで揃えていけば最終的に獲得できるチャンスが増え、有効かと思います。毎ターン確認するようにしたいです。
--【4人戦の場合】-----------------------------------------------
●トークンが7個と充分にある4人戦では、初期盤面にトークン7枚の4点の発展カードがあれば垂直戦術で行って構わないでしょう。
4人戦でトークン7個の4点カードは非常に買いやすいものとなっています。
理由はトークンが7枚と潤沢にあるのと、加えてゴールドトークンを2個程度でも確保できるとなると、かなり購入が確実なものといえます。
まず最序盤は7コストを購入していきたいです。
●ただ、リスクヘッジとして第一レベルのボーナスカードを取得しておくことが必要です。その色のトークンを他プレイヤーがチップブロックしてしまう事があるからです。意図的にブロックでなくても、たとえば他3人が1枚づつ狙いの色のチップを取得して使わなかったとすると、有効なチップは4枚になります。
4人戦では、ジョーカー3枚同時取得は難しい場合も多いですし、あと1枚で購入ができず足踏みをしてしまうことが考えられます。
それを避けるためにボーナスカードを1枚取得しておけば、比較的楽に進められます。また、購入したカードは中盤~後半にかけてのボーナスカードとしての再利用が目論めますので是非購入しておきたいです。
最初はトークン2枚どりが望ましいのですが、2枚どりができないかもという時点で、レベル1に該当の色のボーナスカードがあればまずキープしておきましょう。
※複数の7コストの4点カードがある時などに悩んだ場合は、レベル1に同色のカードがあるものを選んで行くのがベターでしょう。
また、7コストはあるが、第一レベルに同色のボーナスカード(3-1-1や4コストは除く)がない場合は6コストなどを選んだ方がリスクが少なく動きやすいです。
6コスト以上のカードをキープするのは基本的に1枚づつにしておきます。
ただ、相手と狙い目がかぶっている時や妨害などのカットは行って良いですが、
くれぐれも慎重に。
手が進んでいった時に一番近い、あるいは余っている色のトークンを必要としている7-3の5点カード、もしくは3-6-3を取得していきたいです。
7コスト、7-3コスト、3-6-3コストのうち3枚を揃えれば12~13点はいく事になりますから、あと3点~2点をなにかで取得すれば15点到達するでしょう。
※とても重要なポイントですが、実戦では(特に強豪相手では)そう簡単にトークン
を取らせてもらえませんし、狙い目のカードをカットされる事も多いです。
あとトークン1枚、ジョーカー1枚で購入できるが、場にトークンもジョーカーもない場合があります。そうなった時はキープしているカードの購入にこだわらず、目先を変えて、一度トークンを放出してしまって他のカードを購入し、手を回していくべきです。1枚トークンを入れ替えれば購入できるというような場合を除いて何かしらアクションをするべきです。
何もしないのが最悪の手だと心得ましょう。
●貴族タイルについて
4人戦ではまず必要がないと思います。
そこまでターン数が増える前に自分があがるのが鉄則といえます。
垂直戦術をうまく使えばおそらく大丈夫でしょう。
ただ、序盤第3レベルに7コスト、7-3コストのカードが一枚もでていない場合は場が長引くと見て、貴族タイル取得を念頭に置いて進めていってもいいかもしれません。
貴族タイルの組み合わせをよく見て、多く含まれている色を中心にその隣に連なっている色のカードを効率良く取得していきましょう。(注:色の連なりとは、白ー青ー緑ー赤ー黒の順番の事です)第一レベルに2-1コスト,1-1-1-1コストなどがあれば大変良いです。それをまず取得していき、第2レベル、第3レベルに良いカードが出るのを待つという動きでもいいかと思います。
--【カードの確保とカット】-------------------------------
●カード確保は最重要戦術です。
1ターンに1枚なので、総合的なスピードは遅くなります。
ですが、[たられば]での確保の先送りは絶対禁物といえます。
絶対必要なカードであれば先に確保、というのが鉄則です。
3枚というスロットの最低1枚は空けておくことは大事ですので、
2枚以下の状態ならば先に確保してしまっても大丈夫です。
(次手番購入できるカードがあるならば3枚キープでも良いと思います。)
逆に言えばいらないカードは確保の必要なしと言えます。
絶対に必要なもの、購入できる確率が高いものを確保しましょう。
●《カット》=妨害のための確保
4人戦・3人戦においては終盤以外はまず行う事はないと思います。
ですが、どうしてもこの相手だけには負けられないという相手がいれば
そのプレイヤーに的を絞り、妨害をしかけるのは有りだと思います。
(ですが、大体の場合にその他のプレイヤーが漁夫の利を得ます)
2人戦に於いては適宜妨害のためのカットを行っていくべきでしょう。
ですが、やりすぎは自分にもダメージがきますので勝負の中で1,2回
というところでしょう。
例をあげます。
・相手が単色の高コストカード(7コスト4点等)をキープした際に
その色のゲタとなるカードをカット。
→1-1-1-1や2-1、あるいは1-4-2のカード等々、自分にも負担のならないカード
ならばカットして構わないと思います。
・相手が次手番ぐらいで購入できる2点以上のカードをカット。
→この場合はいずれは自分がそのカードを購入していけるかを考えた上でカットします。ですが、終盤やスロットに空きがあるならばそれは考えずにカットでOkです。
※大抵は4点以上のカードがターゲットとなると思いますが、
2点のカードでも、その色がブーストすると危ないと感じれば大胆に動いていいと思います。このへんは経験からのカンの範疇です。
・特定の色をチップブロックした上でのその色のカードのカット
→たとえば相手が赤の高コストカードをキープしていたとし、赤をチップブロックしたという前提の話で、めくれによってでてきた赤カードを全部封じ込めるという戦略です。(安価で購入できるカードもしくは相手の所有トークン内で取得できるカード)
--【貴族タイル】-------------------------------
●貴族タイル取得にはいわゆる水平戦略をとらなければなりません。これはどうしても多くの手番がかかってしまいます。
故にトークンが比較的自由にとれる4人戦では間に合わない事が多く、ストレートに狙っていくのはリスクがあります。場を見て、7コスト、6コスト等の単色コストのカードがあまり出ておらず、ゲームが長引きそうだと感じたら貴族タイル狙いに行ってもいいでしょう。
水平戦略をとりつつ、トークンをブロックして行ったり、適宜高コストカードのキープ、カットをしていく必要があると感じます。キープは自分のためだけではなく相手への妨害にもなります。
2人戦であれば、トークンのブロックが良く起きてしまうので、
水平戦略はかなり有効になってきます。
垂直戦略を取る場合と常にいい勝負ができていくと思います。
最初に垂直戦略で行ったものの、途中で高コストカードが出現しなくなり、
時間がかかりそうだと判断したならば直ちに水平戦略にシフトし、貴族タイル取得を目指した方が良いでしょう。それでなくても序盤から頭には入れておくべきです。
ただこの場合も前述したように高コストの単色カードが容易に取れる場であれば
スピードで負けるかもしれませんので、要注意です。
3人戦はこれのちょうど中間ぐらいでしょう。
トークンをブロックするプレイヤーがいるならば水平戦略をとっていったほうがいいかもしれません。
--【初手】-------------------------------
初手で何をするか、というのがこのゲームでは重要なアクションになる事があります。
最初に自分の手札がくばられるわけではなく、その場に出ているカードを早いもの勝ちで取って良いのです。
これは考え方を変えて言い換えて見れば、自分の初期手札は自分で選べるという事でもあります。
つまり、
1)最初に違う色のトークン3個
2)同じ色のトークン2個
3)ジョーカートークン1個と好きなカード1枚
この3通りのいずれかを自分で選べるわけです。
例をあげますと、
ある人には7コストで取得できる4点カード1枚とジョーカー1枚、
ある人には5コストで取得できる2点カード1枚とジョーカー1枚、
ある人には色違いのトークン3個、
ある人には同じ色のトークン2個
を最初に配った状態でスタート、と読み替える事ができます。
これはどう見ても7コストで4点カード+ジョーカーをもらった人が有利に違いありません。普通のゲームでこんな不公平な初期手札の配り方がはたしてあるでしょうか?
ですので、
「有利な手札でスタートできるチャンスがあるときは必ずそうすべき。」
というのが初手でのアクションという事になります。
●ただ、2人戦、3人戦、4人戦それぞれで初手で狙うカードが変わってきます。
【2人戦】
2人の時はトークンが各色4個づつです。
最初から7コストのカードは買えません。6コストも厳しいです。
5コストの2点カード、1-4-2の2点カードは比較的楽に購入できると思います。
ただ、単色コストはトークンが集めにくいので、第3レベルのカードの色と連動しているかどうかをしっかり見てください。1-4-2は他に適当なものがなければキープして構わないでしょう。
7コストを狙う場合は第一レベルにその色の取得しやすいカード(2-1や3,1-1-1-1など)が出ていないと難しいです。
理由としては、敵方がその色を2枚チップブロックしたとしますと、残りのチップは2枚、これにジョーカートークンの3枚を加えても5枚です。あと2枚分足りません。
第一レベルのボーナスカード1枚では購入できないことがわかりますね?
ただ、相手が(特に序盤は)2枚のチップブロックはなかなかできないですから、1枚は放出されるものと踏んで、1枚該当色のカードを取得してしまえば、購入可能です。
(2枚ブロックされ続ければ厳しいです。その場合はボーナスカードをさらに取得するしか有りません。)
(注) 第3レベルに7コストがあるのに、第1レベルのカード群があまり思わしくなければ、第1レベルの山札のトップキープという手もあります。はまれば大きいですし、もし外れても軽症で済みます。
同じく6コストですと、ボーナスカード1枚取得すればまず購入できることになりますから、随分と敷居が低くなります。
※逆に妨害としてはその色のトークン2個をチップブロックか、ゴールドトークンを3個先に確保してしまうか、ボーナスカードをカットしてしまうことです。
【3人戦】
トークンが各色5枚です。
3人戦が一番トークンが枯れやすく、独占も起こりやすいと感じています。
基本的に2人戦と同じですが、今度はチップが1枚多いです。ですがプレイヤーも1名多いですので、体感的に同じ色のトークンは揃えにくい気がしています。
チップ数が少ないので、ある程度カードを購入して行った方が良いかもしれません。
7コストなどはボーナスカードを2枚用意した方が良いかもしれません。
容易にチップブロックが起こるからです。
【4人戦】
トークンが各色7枚です。
最初から7コストのカードが狙えます。
ジョーカートークンを3個まで取得できると考えればトークンは10枚あります。
ほぼ確実に購入はできるでしょう。
ですので、まず初手キープの一手ですが、場に複数の7コストカードが出ていた場合、
どちらを選択するか悩むところですが、第一レベルに該当色のボーナスカードが出ているか
どうかを選択基準にすると良いかと思います。
もし手詰まりになった場合、ボーナスカード購入で切り抜ける方法があるからです。
・場に同じ色の6コストが出ていた場合、そちらを取得した方がいい場合があります。
特に、第2レベルに取得しやすい1-4-2か5コストの同じ色のカードがある場合、6コストキープ→1-4-2コスト(or 5コスト)キープを目指していくと進めやすいです。
その後同じ色の7コストがまだ残っていればラッキーです。それもキープして良いかもしれません。これはタラレバの話ですからあくまであればラッキーぐらいにとどめておいてください。
序盤はまずはその色に一直線に行っても大丈夫かと思います。序盤は各プレイヤーとも余裕がなく、チップブロックできない状況であると言えますので、高コストカード取得は序盤が適しています。後半は余裕ができ、1,2枚は容易にブロックされてしまいます。まれに、他のプレイヤーが何も狙い目がなく、ひたすらトークンを占有してしまう事があります。その時でも終盤になれば買えるチャンスが出て来ますのであせらず他のカードを買う事に切り替えましょう。
--【多色カード戦略と単色トークン戦略】-------------
俗に水平戦略、垂直戦略と呼ばれるものですが、
水平戦略は多色のカードを3色x3枚以上そろえていく戦略
垂直戦略はトークン主体に組み立て、必要なカードのみ補っていく戦略
と言い換えても良いでしょう。
水平戦略は貴族プレイなどと呼ばれる事もあるようなのですが、
やはりこの戦略を行う場合は貴族タイル取得が最大の目標です。
カード購入で多くの手番を消費するので後半は特にトークンを取らないでカードを購入できるようになっておかなくてはいけません。(言い換えるとカードのみで購入できるもので組み立てていくようにします)
終盤になると第3レベルの3-6-3,5-3-0-3-3や第2レベル1-4-2や5コストのものを狙っていきます。
この戦略ですと相手からのカットをものともしません。7コスト、7-3コストもちょっと頑張れば買えます。終盤は自在に動けるのです。
対して垂直戦略はというと、
目的としているカード取得のために必要な色のカードをボーナスカードとして購入していきます。
貴族タイルの色とはかけ離れる事があり、とても取得まで届かない感じになる事が多いです。ですが、安定した勝ちをもぎ取っていくために、何とか1枚でも貴族タイルが取れるように心がけていく事は大事です。貴族タイルにある色のものを中心に組み立てるのも大事といえます。
この戦略の場合はなんと言っても終盤です。
12点ぐらいまではすいすい取れるのですが、それからあとにパタッと取れるカードがなくなる事が多いです。
ですので、そこを考えておかなければいけません。15点に到達できるカードの確保が大事といえます。
スピードはというと、垂直戦略の方が1,2ターンは速いのです。
したがって垂直戦略プレイヤーは速さが勝負といえます。
水平戦略プレイヤーと戦う時には無駄なカットプレイをしないよう注意していきたいです。
--【友好色】-------------
友好色と一般的に言われている事について考えてみます。
一般的にはざっくりと
・赤ー黒ー白
・白ー青ー緑
の2通りが友好色だと言われているようです。これは概ね正しいと思います。
これは宝石の煌きが、
白ー青ー緑-赤ー黒
という順番を踏まえてデザインされているからに他なりません。
この並び(組み合わせ)を意識していると、効率的にカードを購入しやすいのです。
たとえば、
赤5コストの白2点カード
→白5コストの黒2点カード
→黒5コストの赤2点カード
→赤6コストの赤3点カード
→赤7コスト黒4点カード
→なにか適当な2点カード(たとえば赤4緑1黒2の2点カードなど)で15点でフィニッシュ!
などのイメージです。
しかしながら、実戦では果たしてこのようにうまくはいかないでしょう。これらのカードが全部順番良くでてくるわけではないのです。
出現の順番や取り方の順番が狂うと友好色が機能しません。
ですので、これらの友好的な関係性を利用する場合は部分的に使うという事になると思います。
たとえば6コストの赤3点カードをキープした後、赤トークンを集めると同時に黒トークンも集めていき、赤トークン4個、黒トークン4個、ジョーカー2個というような状況になったときに、先に黒5コストの赤カードを買い、赤を6枚にするというやり方です。
すべてがこのように噛み合えばいいのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
ゲーム中で1回でも使えれば御の字という考え方でいいと思います。
青と緑に関しては自身の色で自身を強くするという関係性があります。
すなわち青5コストの青2点カード、青6コストの3点カード、の2枚は青トークンで買えて青色そのものを1枚増やす事ができます。
(6コスト3点カードに関しては全色が自身の色のカードになっています。)
そこで下記のような感じで買えれば大きな力を発揮します。
(1)青5コストの青2点カード→青6コストの青3点カード→青7コストの緑4点カード→青7緑3コストの緑5点カード (14点)
(2)緑5コストの緑2点カード→緑6コストの緑3点カード→緑7コストの赤4点カード→緑7赤3コストの赤5点カード (14点)
●白トークンや赤トークン、黒トークンから入っていく方法もあります。
(3)白6コストの白3点カード→白7コストの青4点カード→白7青3コストの青5点カード→青5コストの青2点カード(14点)
(4)赤6コストの赤3点カード→赤7コストの黒4点カード→赤7黒3コストの黒5点カード→黒5コストの赤2点カード(14点)
(5)黒6コストの黒3点カード→黒7コストの白4点カード→黒7白3コストの黒白5点カード→白5コストの黒2点カード(14点)
こんなところでしょう。
あとは貴族タイルの色の組み合わせが前述した通りの色の組み合わせになっているので、隣り合う3色を集めていけば、貴族タイルも取得しやすくなりますし、3-6-3のカードも取得しやすくなってきますのでやはり友好色を意識するのは大事な事なのです。
--【トップキープ】-------------
山札はレベル1~レベル3までの3つありますが、この山札の1番上のカードを1枚確保する事が許されています。
これを俗に【トップキープ】と呼んでいます。(俗称なので、他の呼び名もあると思います)
この【トップキープ】は、はまれば驚異的な力を発揮します。
と、いいことづくめです。
特に最後のカード内容の隠匿ができるのはこのアクションのみです。他プレイヤーも妨害がなかなかできません。
悪いこともあります。
- 5-3-0-3-3の3点カードを引いてしまう。
- 自分の手では購入が遠いカードを引いてしまう。(3-6-3など)
これは運次第という事になるのですが、運も少しはコントロールできるのです。
私は下記条件に該当するときのみ、第3レベルのトップキープをするようにしています。
- 確保しているカードが現在1枚もない。
- 現在、レベル3に7コスト4点や73コスト5点カードがめくれていない。
- 今までにレベル3に5-3-0-3-3の3点カードが少なくとも3枚でている。
- 下記表で60%以上の確率がある状態である。
- は大前提です。もし失敗したら大変なことになるのです。しかし1枚ならば軽症でしょう。
- については、もしめくれていればそれをキープすれば良いので、わざわざトップキープしません。
- は必然的にそうでしょう。5-3-0-3-3を引きたくないのです。
(ちなみに3枚既に出ている場合に、運悪く5-3-0-3-3を引いてしまう確率は13%~17%、
4枚既に出ている場合に、5-3-0-3-3を引いてしまう確率は6%~8%です。) - 下記が確率の表です。黄色になっている箇所が60%以上の場合です。
(70%以上のところはレアケースで、実際現実的でないので除外しています)
7コスト、7-3コストが1枚も場に出ていないという状態です。
※いずれの場合でも3-6-3を引く確率は25%~33%程度あります。
※日頃から訓練の意味あいで積極的にやっていくようにしています。
●第1レベルのトップキープをすることもまれにあります。
メリットは、
- ジョーカートークンが1個取得できる
- 低コストのカードなので、後で消化しやすい
- 確保したカードの内容を隠匿できる
ですが、
2番めの事項に注意です。
3-1-1コストという消化しにくいカードを引く事があります。
この場合、このカードは強引には買いにいかないですから、最後まで残ってしまい、
随分な足かせになる事があります。
●第2レベルのトップキープは山札の枚数30枚に対して有効なカード10枚といったところでしょうか。
初期状態26枚中10枚で、38%ではリスクが大きいです。
例えば山札が2回入れ替わった状態でもまだ18枚あります。10/18でも55%の確率です。
狙うならばここぐらいからでしょうか。かなり終盤でしかもまだめくれが悪いというのはレアケースだと思います。
忌避行為
~やってはいけない事、できれば避けたい行為をあげてみます。~
(1)序盤での同色単色コストの同時キープ
白5コストと白6コストなど、同じ色を必要とする単色コストのカードは序盤に2枚同時にキープする事は避けたいです。実戦ではまずトークンのブロックが起こりますので、最悪どちらかは買えずに終わることもあります。どちらかのカードはキープを見送り、トークンやカードが揃ってからにした方が賢明です。
(2)第一レベルの低コストカードのカットorキープ
2-1コストなどの低コストのカードはどんな色のものでも欲しいのは当然なのですが必要かどうか(その色のトークンを多コスト要求するか)を考えてからキープする方が良いです。相手の狙い目のものであっても自分に取って有効なものとならなければ一手損になる事も多いです。惜しいですが、できれば避けましょう。
(3)相手が貴族狙いの時の序盤でのカードのカット
序盤は相手の狙い目が広角である事もあり、自分に必要のないカードのカットは手を1つ遅らせるだけになりかねません。特に貴族プレイのプレイヤーは妨害は効果が弱いものと考えた方が良さそうです。ただ、終盤近くになって、相手の貴族タイル取得が見えてきた際にはカットは有効な手です。その場合は点数付きのカードをカットした方がダメージが大きく、より有効な手となると思います。
(4)終盤でのボーナスカードの購入
終盤ではボーナスカードを購入してもその1回しか使わないという事もありますし、トークンを取っていった方が良い場合が多いです。ただし赤コストを要求しているカードが2枚あるなどといった場合はボーナスカードをまず購入していった方が手番圧縮になる事もあります。じっくり考えましょう。
(5)終盤でのカードのキープ
相手のカットを恐れ、カードキープをしてしまう事があります。もちろんそれで正しい事もありますが、カットが無駄になる事も多々あります。また新たに相手に有利なカードが捲れる事もあります。(ジョーカー1枚取得すれば良い場合は例外です。)
(6)高コストカードの同時3枚リザーブ
6コスト以上の高コストカードでリザーブ枠をすべて埋めてしまうと相手にトークンをブロックされてしまうと全く身動きが取れなくなります。絶対にNG。
カードの色とトークンの配色の覚え方(第2レベル1点カード その2)
第2レベル 2-2-3のカードです。
ただ一つだけ法則があります。
所得コストの色が基本配列の【白-青- 緑-赤-黒】の順になっています。
ただし、
白カードは緑から3-2-2
青カードは青から2-2-3
緑カードは黒から2-2-3
赤カードは赤から2-3-2
黒カードは白から3-2-2
と並びはバラバラですので、覚えるのは困難です。
カードの色とトークンの配色の覚え方(第2レベル1点カード)
第2レベル1点カードの覚え方です。
3-3-2コストですが、
まず、2コストの色がカードの色となります。
その色を起点として、次の色が3コスト、3つ先の色が3コストです。
緑カードを例に取ってみます。
まず2コストの緑がカードの色、
緑の次の色の赤が3コスト、
3つ先の白が3コストです。
一度絶望の谷に落ちてからこそが真の出発点。「わかったと思いこむ”ダニング=クルーガー効果"」
先日あるゲームをやっていて、周りの戦術戦略についていけず、
「あれ、俺ひょっとしたらこのゲーム弱いかも…」と思った事がありました。
ちょっと寂しい気持ちになったのですが、ちょっと前にネットのなにかの記事でみかけた、「ダニング=クルーガー効果」というものを思い出しました。
この効果は下記のようなグラフで表されるものです。
このグラフの
横軸は、無知→実力がある、という流れになっており、
縦軸は上に行くほど自信があることを示しています。
つまり、ごくごく最初にコツを掴んだ、と有頂天になっている時期(おそらく誰もが経験する事だと思いますが)は本当の実力はまだまだなのです。(Peak of "Mount Stupid"の状態)
有識者、経験者はもっと深く重要な事を得ています。
コツを掴んでゲームを多く消化するようになるとそこそこ勝てだして、
「俺、強いかも」と錯覚します。最初はビギナーズラックもあるでしょう。
ところが色々な相手と対戦して負けが込んだり、強い相手に本気で叩きのめされたりすると一気に自信を失うわけです。(グラフ中の"Valley of Despair"=絶望の谷と表記された部分)
ですが、そこは一つの通過点であって真のスタート地点でもある事がこのグラフからわかります。
そこからゆったりとした"slope of enlightenment"=悟りの斜面を経て、”Plateau of sustainability"=持続可能性の高原に達するのです。(直訳)
●悲しむ事は何もなく、私はようやく悟りの斜面の起点に立ったのだという事なのです。それを感じ取れた事は大変幸せな事でした。
●「宝石の煌き」では私はすでに一回絶望の谷に落ちており、そこからぐんぐんと伸び上がってくる状態を経験しております。トップにはまだまだ遠いですが、このまま持続していく事が大事な事とわかり今その真っ最中です。僭越ながらグラフの中間点ぐらいには来ているのかなという感じでしょうか。
●いくつかのゲームでは残念な事に、Mount Stupidの状態の時に強く叩きのめされた事により、そのゲームの事を嫌いになってしまい、続ける事をやめてしまいました。
(そういう状態のプレイヤーは大変生意気に感じますから…)
しかしながら、それを乗り越えたものについては継続ができるという事をこのグラフは示しています。
絶望の谷に落ちて、道に迷っている時には是非このグラフを思い出してみるのが良いと思います。もちろん私もそうしていきたいです。
【宝石の煌き】インスト用カード
【宝石の煌き】をインストする際の手順を記載したカードを作りました。
全16枚を順番に出して行けば簡単に間違いなくインストができると思います。
PDFで上げましたので各自自由にダウンロードして使ってください。
http://www.bousi.com/splendor/splendor_inst.pdf
※このカードを読み上げるだけでは不十分な場合があります。
細かい部分に関しては口頭で補足しながらやってください。
事前にインスト者が充分な理解をした上で使用することをおすすめいたします。
※再配布は禁止といたします。
Splendorと宝石の煌き…ゲームのタイトルについて考える。
良くお見かけするのですが、
『原題の"Splendor"って「素晴らしい」っていう意味だよね?宝石とかきらめきって関係ないのでは?』
『"きらめき"は"煌めき"、"煌き"だと"かがやき"なのでは?』
この2点についてですが、私なりの見解を書きます。
まず、原題の"Splendor"ですが、たしかに"素晴らしい"という意味はありますが、その他にも"豪華"、"壮麗"、"華麗"という意味もあるのです。
パリやミラノの宝石店のショーケースにずらりと並んだ宝石が華麗に光り輝いてきらめいている様を表したものだと思います。
ですので、"Splendor"は宝石の事を表しているものだと思われます。(たとえ”素晴らしい”の意だとしても)
邦題の"宝石の煌き"ですが、ゲームの内容からストレートに考えるとすると、「宝石商」みたいなタイトルになってしまうと思うのですが、この原題の"Splendor"によって、宝石が輝いている、きらめいている様を盛り込んでいきたいと考えた結果、
「宝石の煌き」となったのでしょう。それも"かがやき”ではなく"きらめき"としたところに空間的な広がりや宝石に魅了されてしまった人々の思いなどもちらりと織り込めますし、素晴らしい和訳だと思います。(それこそSplendor!です)
●2番めの送り仮名の件ですが、通例ですとたしかに"きらめき"は"煌めき"、"煌き"は"かがやき"となっているようですが、
宝石の煌めき
とした際に私は字面的に冗長な感じがしてならないのです。
宝石の煌き
の方が締まって見えませんか?
あくまでこれは私の私見で、実際にはデザイナーの人に聞いてみなければわからない話ですが、あくまでデザインの問題なのではないかと思います。
"煌き"を”かがやき"と読まねばならぬという決まりもないようです。
Splendorアプリのレーティング
splendorアプリでオンライン対戦をする事ができます。
ここで使われているレーティングはELOレーティングと呼ばれているもので、
対戦相手とのレート差で勝ち負け時のレートの増減が決まります。
これを(あくまで推測ですが)まとめてみました。
まずは基本となる係数に数値をかけていって算出するようですが、
この係数がおそらく32という数字を使っています。
最大32まで増減するという事になります。
この32という値は結構大きいもので、レートが安定せず、絶えず変動していくような設定となります。(プロ用の変動しにくい係数というものもあって、そちらは16みたいです)
計算式はおそらく下記のようなもの(日本バックギャモン協会さん採用のレーティングを参考にさせていただきました)
マッチ勝率=1/(10^(レート差*SQRT(32)/2000)+1) 上位獲得(下位損失)ポイント=32x(1-マッチ勝率) |
レートの増減をざっくりと簡単にまとめました。
(1)ほぼ同じぐらいの相手(±22ぐらい) 勝ち負けとも16変動します。
(2)±23~±66ぐらいの相手→自分が上だと+14と-18、下だと+18と-14
(3)±67~±112ぐらいの相手→自分が上だと+12と-20、下だと+20と-12
(4)±113~±168ぐらいの相手→自分が上だと+10と-22、下だと+22と-10
(5)±169~±220ぐらいの相手→自分が上だと+8と-24、下だと+24と-8
(6)±221~±294ぐらいの相手→自分が上だと+6と-26、下だと+26と-6
(7)±295~±394ぐらいの相手→自分が上だと+4と-28、下だと+28と-4
(8)±395~±577ぐらいの相手→自分が上だと+2と-30、下だと+30と-2
(9)±578~ぐらいの相手→自分が上だと+0と-32、下だと+32と-0
こんな感じですので、
大体100以内ぐらいの相手をみつけてプレイするのがいいですね。
あまりレートが低い相手は自分にとってはプラスにならないみたいです。
たとえばレート1800のプレイヤーがレート1600のプレイヤーと対戦した場合、
勝っても+8、負けると-24にもなってしまいます。
スランプになった時:原因と解決法
今まで調子良く来ていたのに、急に全く勝てなくなる。
こういったスランプの時にどうすれば良いかを考えてみました。
●まず原因を考えましょう。
《原因1》 油断・慢心
一番の原因として考えられるのがこれです。
これは大勝した後などに良くでるものではないかと思うのですが、運良くついている状態で自分のはまった勝ち方があり、その残像がまだ残っている状態です。
自分では気づいておらず、決して奢りの気持ちなどないと感じています。
しかし実際には「これでいいだろう」「こうしておけば大丈夫」という意識なき慢心があり、プレイの端々にそれが出ています。
《原因2》 型にはまったプレイ
プレイの一つ一つが思い込みで型にはまってしまっている状態です。
模範的なプレイを心がけるあまりの事なのかもしれません。
定石と呼べるほどのものはそれで良いのですが、まだそこまで至っていない打ち筋に関してはその場その場で 状況に応じた機転を効かさなければなりません。
また、あまりにも常識的な手は相手にもわかりやすいものとなっています。
故に容易に妨害もされているのではないでしょうか。
非常識なプレイは時には相手への驚異でもあるし充分なプレッシャーとなりえます。
《原因3》過渡期
何か違うものを意図せずに模索しているのではないかという事です。今までの方法を変えようとして無意識にやっている事があって、それがうまくいっていないという事です。
《原因4》以前と変わったプレイ
原因3と似ていますが、ある瞬間から今までにやっていなかった事をやり始めたことが、悪手であり、そのために負けてしまっているという状態です。
《原因5》手馴れプレイ
あまり熟考せずに、手なりでプレイする事によるうっかりです。
《原因1》の油断・慢心とほぼ同じですが、こちらの方は集中力を欠いた状態でプレイしているという事が違います。場のカードやトークン、相手の手の見落としなどがあり、致命的なミスをしてしまいます。
以上5つ原因を上げてみました。
■解決法をかんたんにまとめてみました。
- 【《原因1》油断・慢心の解決法】
いつも自分がやっているプレイに自信を持つのは結構な事ですが、
他の人がやっているプレイにも目を向けましょう。
違うと感じても実際に自分で検証してみるなどまずは相手を認める
ことが大事です。
小さな事でも軽視しないようにしましょう。
- 【《原因2》型にはまったプレイの解決法】
自分で模範や定石を作って行くことは大事な事かもしれません。
ですが、まず眼前のゲームに勝つ事の方が最優先だと思います。
そうでなければ本末転倒となってしまうからです。
型は型として大事にしながら状況に応じた妨害や防御策を取って
いくようにしましょう。
- 【《原因3》過渡期の解決法】
徐々に違うメソッドを取り入れて実験的に行うのは良い事ですが、
今まで築き上げてきたものをすべて捨て去るなどできるはずもありません。
変わる瞬間は一瞬ですが、そこまでにはだいぶん時間がかかります。
あせらずやりましょう。
- 【《原因4》以前と変わったプレイの解決法】
自分でも気づかず、悪い手を試してしまっているときがあります。
スランプに陥った前後から今までに継続して行ってしまっている事を
冷静に見直してみましょう。もしあればそれをやめればもとに戻るはずです。
- 【《原因5》手馴れプレイの解決法】
これが一番簡単に治ります。
とにかく1ターン1ターンをじっくり熟考しながらすすめる事です。
1ゲーム1ゲーム真剣勝負を行う事によって解決します。
負けたとしても敗因は自分でつかめると思いますし、
さらなる上達が見込めます。
以上、解決法をあげてみましたが、なかなか自分一人では気づかないものです。
いつも一緒にプレイしている仲間に一緒にプレイする事をお願いしてみるのがいいかもしれません。
それでは、良き「スプレンダー・ライフを!」
敗戦ゲーム初期盤面(2)
(1)と似たような盤面です。
しかしながら今度は4番手。
この状態で
①青7コスト4点カード
②緑6コスト3点カード
③黒6コスト3点カード
の3つが候補に挙げられます。
順番としては上記の番号順かと思います。
理由としては第2レベルに白4青2黒1の2点カードがあるのでというところですが、その先がないので今回はどちらとも言えません。
実戦ではこの3枚が順にキープされてしまい、私のところにあまりいいカードが残っていない。
仕方なく白、青、黒トークンを1枚づつ取ることに。
狙いは白4青2黒1の2点カードです。
(※実際には緑6コストのカードをキープしてきたプレイヤーが続けてこのカードをキープすることが多く、それを考えれば、このカードを私が初手でキープ、というのが正解かもしれません)
誰もこのカードをキープしなかったので、そのまま良いだろうと思っていたら、
1番手の青7コストをキープしたプレイヤーが4手番目でいきなりこのカードを予約してきました。これは全くの油断でした。
ダイレクトに青トークンが取れていた状態だったので、そのままにしていたのです。
1番手プレイヤー氏はわざわざ遠周りしてこのカードを最初に取得、
その後青トークン集めに乗り出しました。
総合点トップの私への妨害だったのかもしれません。
私はその後強引に軌道修正せざるを得ませんでした。
おそらく3手番ほど損をしたと思います。
●もしくは、第一レベルの青カード(1-1-1-1)をキープというのも良いかもしれません。
どちらかをまずはキープが無難な手かと思います。
いずれにせよ不利な状況は変わりませんが。
最終手番がこれです。
ゲームはもつれにもつれ、私はその場その場でキープできるカードを見つけてはキープして購入を繰り返します。
結局1番手の方が貴族タイル付きの17点、2番手の人も貴族タイル付きの17点で上がる大混戦。
最初の手番の損失がなかったらもしかすると15点で逃げ切れたかもしれません。
悔やまれるゲームでした。
敗戦ゲーム初期盤面(1)
以下は敗戦時の初期盤面の振り返りです。
この状態で初手で予約すべきカードは、
①赤6コスト3点カード
②赤7コスト4点カード
③青7コスト4点カード
の3つが候補に挙げられます。
順番としては上記の番号順であると思います。
理由としては第2レベルに白1青4緑2の2点カードがあるからです。
赤6コストの3点カードキープ後に、まずはこのカード購入をしていきたい。
その後赤7コストのカードにつなげたい。
加えてこのカードは青4コストかかるので7コストのカードとトークンの色がかぶってしまい、青トークンは序盤では7枚集めにくいと見ます。
①赤6コスト3点カード
②赤7コスト4点カード
が他者にキープされてしまったら、③青7コスト4点カードのキープです。
私は1番手にも関わらず盤面を良く見ておらず青7コストを突発的にキープしてしまいました。
実際後々までこのカードは購入できずじまいで、終盤近くでしか購入できませんでした。
取得済みの青トークンが足かせになってしまい、動きが鈍くなったのです。
第4回 宝石の煌き 日本選手権大会 レポート
2019年6月30日に新宿のベルサール西新宿で行われました「第4回 宝石の煌めき 日本選手権」のレポートです。
私もプレイヤーとして参加してきました。
当日参加者は24名。6卓が立ちまずまずの盛り上がり。贅沢を言えば7卓以上立つのが良かったのですが、参加者枠がMAX32名に設定されていましたので、あまり多いと抽選で参加できなくなってしまうプレイヤーさんも出てきてしまうので、これは良しでしょう。
6卓でしたので、大会規定により予選は3ラウンドとなりました。(トーナメントルールを参照のこと)
以下私の参加したラウンドの模様をアップします。
●第一ラウンド
初期カード配置です。
私は3番手。
第3レベルにいいカードがめくれていない展開でスタートです。
第2レベルには白5の2点黒カードと、赤5の2点白カードと、黒6の3点黒カードがめくれています。良いカード3つもあるので、3番手の私はどれかをキープできる。
誰もキープしない展開だったので、黒6の3点黒カードをまずキープ。
その後すぐに4-2-1の青2点カードがめくれたので、これも続けてキープし、
まずはその2枚を買っていく戦略。そこまでは首尾よくいったのですが、
途中黒7白3の5点カードをキープするも、上家に黒を4個チップブロックされ、やむなく方針転換。
ただ、その後もいいカードがめくれ続け、うまく購入ができたので、
4点、5点カードをゲットすることなく、トントン拍子で進みました。
カードのめくれ運に恵まれた感じで、最後は1点カードを購入し15点でフィニッシュ。
このラウンドは1位となりました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 5 /5
獲得威信点 15 /15
獲得発展カード枚数 7 /7
※(今回獲得/トータルの獲得)
●第二ラウンド
2番テ-ブルになりました。(成績順に1番テーブルから着席する。)
私は2番手。
このゲームは正直きつかった。
1位~4位まで大差がなく、特に1位と4位は1手差でひっくり返る展開でした。
私はいずれにしてもこのゲームは2位で御の字と思ってプレイしましたので、無事2位が取れてほっとしました。しかし、危なかった。4位も充分ありえました。
ゲームは1番手の方が白7青3の5点カードを初手キープし、それにゴリゴリいく戦略。私は初手赤7の黒4点カードをキープだったと思う(定かでない)
思うように第二レベルのいいカードがめくれず、ジリ貧の展開。
特に4番手の方の時には全くといってよいほどいいカードがめくれていない。
4番手の方は貴族タイル集めにシフトされたようでした。
最後はあと1手番で全員に勝ちがあるという状況。4番手の方が貴族タイル3枚を取って15点で逃げ切りました。もしつぎのラウンドまで回っていれば1番手の方が16点で勝利していました。僕はそれでも同じく2位でしたが、1手差で順位が大きく変わるという厳しい場。これも運に恵まれていました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 3 /8
獲得威信点 13 /28
獲得発展カード枚数 6 /13
※(今回獲得/トータルの獲得)
●第三ラウンド
1番テ-ブルにきました。
私は4番手。
青レーンにろくなカードがめくれていません。唯一緑7の赤4点カードがありましたが、
これは3番手のプレイヤーさんがキープ。私は初手で緑2枚どり。(これはチップブロックもあったのですが、緑4-赤2-青1のカードも見えていたので、
その両方です)それは買えたのですが、後は一向にカードがめくれてこない。
トークンの入れ替えなどを行い、あまり効率の良くない1点カードを購入していきました。
1番手のプレイヤーさんは先程の第二ラウンドで対戦したプレイヤー。
そう、最後方からまくって貴族タイル3枚でフィニッシュした強者プレイヤーです。
彼は今回も貴族タイル戦略。おそらくカードのめくれが悪いと判断したものと思います。
ただ、かなり難しい展開でしたので、たびたび長考が続き、このままでは時間切れの可能性もありますね、という声も聞かれました。
私の思いとしては、このままでは最悪4位になってしまうという危機感があり、
思い切って青デッキのトップカードをキープ。(予約カード0枚の状態でしたし、ギャンブルチャンスでした)これが大当たりで青7の緑4点カードを見事引当て、そのまま購入。(ただし一悶着あって、私が前回ターンで1個トークンの返却を忘れ11個持っていたことが判明。赤トークン1個返せばそのまま購入できたのですが、他プレイヤーさんから待ったがかかり、運営スタッフさんを呼びジャッジしてもらうことに。運営スタッフさんは有無を言わせずゴールドトークン1個を返却。それはないと思ったが・・・受け入れることにしました。ここは予めルールを決めて置いて欲しかった。今回わかったわけですから今後の運営に要望します)
その後運良く青6の青3点カードをキープ、購入。
ここまで来たときに次の手を打ちあぐねていましたが(全プレイヤーがそうだったと思う。例外は1番手さんのみ)40分が経過し、タイムアウト。11点を獲得していた私が1位となった。
おそらくタイムアウトがなければ1番手プレイヤーさんの勝利であったでしょう。
またしても運に恵まれました。
~ここまでの成績~
獲得マッチポイント 5 /13
獲得威信点 11/39
獲得発展カード枚数 6 /19
※(今回獲得/トータルの獲得)
予選上位4名が決勝ラウンドに進出できます。
私は最終ラウンドで1番テーブルで1位でしたので、当然呼ばれるものと思っていましたが・・・呼ばれない・・・
あわてて運営スタッフさん(さきほどの方です^^)にそのことを告げ、確認してもらいました。「すいません、間違えていました」とのことで、もう1回仕切り直し。
無事私が1位通過でした。(スコアシートには8位と記載してありました。一体どうしたことでしょう。お一人で運営されておられたので、きっとお疲れだったのだと思います。運営ありがとうございました。)
ともあれ、一安心。
さて、決勝ラウンドです。
●決勝ラウンド
席順はランダムという事でしたが、まさかの4番手。
(これもスタッフさんが適当に置いていった状態。席順は重要なので、せめてジャンケンとかプレイヤー自身に決めさせていただきたかったと思います。これも今後の課題にしてくださいますよう要望します)
初期カード配置です。
緑7の赤4点カードか白6の白3点カードかで悩むところ。(僕でしたら緑7の赤4点カードを選びます)
1番手プレイヤーさんが選んだのは白6の白3点カード。これをキープ。
3番手プレイヤーさんが緑7の赤4点カードをキープ。
私は黒5の赤2点カードをキープ。これはやむなしですが、トークンの色かぶりがなく、ほぼ購入できるので
ボーナスのようなもの。
ただ、最終的にここの選択がフィニッシュまでつながった感がします。
1番手プレイヤーさんの狙いとしては白・青戦略なのです。もちろんこの場では見えていませんが、白7青3の青5点カード、青6白3緑3の緑4点カードなどの購入を目論んでいるものと思われます。だからこその白3点カードキープなのだと思います。
さて、ゲームは1番手の人が順調に白青戦略で走る中、15点への道筋がどうしても見えず、2・3点しか取れない状況が続き、決勝ラウンドでもあるし、悔いのない戦いをしたいと思い、ギャンブル戦略を決意。前ラウンドと同じく青のデッキのトップキープ。これがはまって青7の4点カード、続けて赤7黒3の5点カードを引く。
ただただ強運に感謝。しかしながら13点。かつトークンを全放出してしまい、次のカードが買えない状況。
あと2点どうやって取ろうかと考えていたところ、あっさり1番手のプレイヤーが15点でフィニッシュ。
白6の白3点カード+白5青3の青2点カード+青6の青3点カード+青6白3緑3の緑4点カード+何かの3点カード(失念しました)できっちり15点。美しい勝ち方でした。
~~以下大会トーナメントルールを引用して記載します。~~
宝石の煌きS p l e n d o r2019 年 日本選手権トーナメントルール
2019 年5 月30 日 ver1.00
開催時間:最大4 ラウンド+ 決勝RD / 4 時間以上:1RD40 分)
■使用セットとルール
・ 予選・決勝で使用するセットとルールは、『宝石の煌き』の何れかの版となるが、どの版かは保障の限りではない。
■参加人数とラウンド数
・ 1 卓4 人による『宝石の煌き』のプレイで、最大8 テーブル32 名。使用テーブル数については、4 人を基本として端数が出た場合は下位卓を3 人とする。
・ 参加人数と開催ラウンド
以下に従い、参加人数による既定のラウンド数をスイス式組み合わせで行う。
2 ~ 4 卓:2 ラウンド
5 ~ 6 卓:3 ラウンド
7 ~ 8 卓:4 ラウンド
■ラウンドでの勝ち点と組み合わせ
・ ラウンドごとに各卓での順位でマッチポイント(ラウンド勝ち点)を与える。
1 位5pt
2 位3pt
3 位1pt
4 位0pt
・ 各ゲームで同点の場合はルールに従って、発展カードの枚数で勝敗を決める。それでも同じ場合は、引き分けとなる。
引き分けの場合は、該当者間での勝ち点は平均点となる。
2 名同点1 位:4pt
2 名同点2 位:2pt
3 名同点1 位:3pt
4 名同点1 位:2pt
・ 次ラウンドは勝ち点(pt)合計の上位から上位テーブルに、席順はランダムに座っていく。
■勝敗
・ トーナメントは規程のラウンドを行って、最後に勝ち点の合計の多い上位4 名による決勝戦を行う。
■進行
・ 時間に関しては1 ラウンド40 分とし、制限時間内にプレイできなかった場合、その時点で最終ラウンドを行って、勝敗を決める。
・ プレイに関しては、コストの支払いなども、明確に他のプレイヤーに告げるようにすること。
・ ゲーム終了時の威信ポイントを元に勝敗を決める。
・ 予選ラウンドの席順は、前のラウンドでの席順によって決定する。
第一ラウンドを以降、毎ラウンドのプレイ順の合計が大きい順に着席し、もっとも大きい数値の者が開始プレイヤーとなる。
同数の場合は、直前のラウンドで席順が大きいものを開始プレイヤーとする。それも同じであれば、さらに前のラウンドにさかのぼる。それでも同じであればランダムに決める。
例: プレイヤーA は3 ラウンドまでの席順は3-1-2 だった。合計は6になる。
プレイヤーB は3 ラウンドまでの席順は2-2-2 だった。合計は6である。
プレイヤーC は3 ラウンドまでの席順は3-3-1 だった。合計は7である。
この3 人が4 ラウンド目に同卓となった場合、席順はC→ B → Aとなる。
■ラウンドのタイブレイカー
・ マッチポイント(ラウンド勝ち点)のタイブレイカーは、累計獲得威信点が多いほうを上位とする。それも同じ場合は、累計獲得発展カード枚数の少ないほうを上位とする。それも同じ場合は抽選とする。
■インテンショナルドロー・棄権
・ 棄権の意志がある場合は、各ラウンドの結果報告の際に申し出ることで次回ラウンドを棄権できる。
・ インテンショナルドロー(同意の上での引き分け)は認める(4 人とも勝ち点は2pt となるが、獲得威信点は0 点となる)。
■決勝
・ 着席場所・スタートプレイヤーはランダムに決める。
・ 時間制限は設けない。
・ 決勝ラウンドで1 位同点で勝敗がつかない場合、その2 名のみで追加ゲームを行う。
~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私の解答:宝石の煌き 何をとる? 一問一答(4)
私の選択肢は 《選択肢3:白1個黒1個と青1個取り》です。
(正解は赤2枚どりです。手元のキープ札に緑1赤4黒2の2点カードがあり、赤2枚どりする事で次手番に購入でき、15点に到達します。見落としていました。2021/5/21)
●上家に目を向けてみると、あと2手番で赤5青3黒3緑3の3点カードが買えます。(次青2個どり、次の次で購入)
確実にプレッシャーをかけて妨害させなければならないのです。
黒1個白1個青1個をとると、相手プレイヤーの手番が1手番伸びますので、それにかけてみるのがいいかもしれません。
白7の4点カード
黒6の3点カード
赤5青3黒3緑3の3点カード
の3枚のカードがすべて妨害キープされてしまうと想定します。
勝負はそのあとのめくれ運という事になりますが、やむを得ません
実際には白5黒3の2点カードがめくれ、私が購入して勝利しました。
ゴールドが2個あったので、上家よりも若干有利な手札だったと思います。
私の解答:宝石の煌き 何をとる? 一問一答(3)
私の選択肢は 《選択肢3:青3黒2白2の緑1点カードを購入》です。
●辛勝のゲームでした。3番手のプレイヤーが高得点カードをキープしていなかったのが幸いでした。
私の手は正直手詰まりで、手元には3点分のカードがあるのですが、トークンが足りておらず必要なトークンを集めるのに最低でも3手番かかります。(しかも順調にいけばの話)ここで緑を2個どりすれば緑5の2点カードは3手目に購入できそうです。
しかしそのあとが続きません。+2手番で赤4の1点カードが買えますが、合計5手番で15点に到達です。
これでは遅いですね。
実は3番手のプレイヤーは一番上の青レーンの黒5赤3緑3白3の3点カードをあと3手番で買えるのです。
青3黒2白2の緑1点カードをここでまず購入することで、得点は13点となり、あとは手元の緑2点カードを購入すれば良くなりました。しかし苦しい。
運よく緑トークンが残っていたのでこのあと2回連続で緑トークンを取得して5枚になったので次のターンで購入できました。
ここから合計4手番で15点に到達しましたので、3番目のプレイヤーと同点となり、獲得カード枚数の差で私の勝ちとなりました。
※実は最適解がまだ他にありました。
《黒5赤3緑3白3の3点カードの確保》です。
こうすることによって、1番手プレーヤーの買い目をつぶす事ができ、
順調にいけば、その後2回連続で緑と赤トークンを2枚とってその後に2回連続購入で、5手番消費で15点に到達します。
もっとも安全な手ですね。
私の解答:宝石の煌き 何をとる? 一問一答(2)
私の選択肢は 《選択肢1:白トークン1個、黒トークン1個を取得(トークン1個は返却)》です。
※結果から考える最適解は《赤4枚の青1点カードを確保》もしくは《緑5白3赤3青3の黒3点カードを確保》
●結果からいいますとこのゲームは負けました。
実際のゲームで行った手は、《選択肢2:白6の白3点カードを確保》でした。
最後これを購入してフィニッシュと思っていたのですが、とうとう最後まで購入できませんでした。
他プレイヤーが白トークン1枚づつ持っており、これらのトークンを放出する事はまずありません。
そうなると私は白のトークン3個しか取得できず、白6の3点カードを購入するにはゴールドトークンが3個必要です。
これはほぼ無理なやり方でした。
白3黒7の5点カードを買った後は迷走を続け、黒5枚の赤2点カードを2枚購入して14点。
白4枚の赤1点カードが残っていたので、それを購入して15点に到達しましたが、一番上のプレイヤーが17点をとり、
負けとなりました。
ですので、まずは場に出ている青カード(レベル1の2枚は取得が難しいので)1枚を確保して
時間伸ばしをする必要がありました。
結果から考えてもそれが一番です。
もしくは《緑5白3赤3青3の黒3点カードを確保》という手もあります。いずれも妨害手です。
※ただ、1番ではなく2番以内を目指すのであれば自分の手を優先すべきでしょう。
大会のレギュレーションもありますのでそれで考える方が良いです。